パソコンの進化

今回は編集のお話です。今リニアで編集しているのは、局内でもビミョーな意味で限られた人(笑)だけだと思います。ほとんどの人はノンリニアで編集。そこでそのノンリニアに欠かせない「パソコン」の進化について書いてみます。

進化が止まってしまった…

実はパソコン、この10年くらい進化していません。プロセッサーの能力がかなり支配的といえるパソコン性能ですが、これがCore.I7から先に進まないのです。

おそらくデバイスメーカー各社さんは、スマホ関係に全精力を注ぎ込んでいる。このため、もうパソコンには目が向いていないんでしょうね。しかしそれだと現場は困るなぁ…それが正直な感想です。

当方はEDIUSユーザーなのですが、そのEDIUSも、今から5年くらい前に仕様が変わりました。それはつまり、プロセッサー依存で動くのではなくメモリー容量依存で動く設計になった、ということ。分かりやすく言えば「Premiere」と同じ仕様です。
これはこれで当方、ちょっと衝撃でした。望んでいない方向だったからです。

まぁ当方もPCにはそんなに詳しくないんですが、Premiereが一時期から異様にパフォーマンスが良くなったといわれています。その源泉が、実はメモリー依存によるパフォーマンス改善。これが、それまでさんざんPremiereに嫌な思いをさせられていた当方に引っかかったわけです。

つまり車で言えば「燃費を無視して排気量だけでスピードを出せるようにして喜んでいる」ふうに見えたわけです。

ガソリンバカ食いをOKにすれば速くなるのは当たり前…何かこう、工夫がない感じじゃない? そう思ったわけです。

やはり純日本人としては、燃費もよくてスピードも速いモノが「真の実力派」のような気がして…実際はどうなんでしょう。

まぁこうした意見も、あくまで戯言にすぎないかも。当方もそんなにPCに詳しいわけではないですからね。ただ、PCのプロセッサーの進化が止まってしまったのは、マシンの買い替えのきっかけも作りにくく、何とかならないかなぁと思っているこのごろではあります。皆さまはいかがでしょう…。