電池・バッテリーの話

今回は電池のお話です。ロケでは何かと電池を使いますが、毎回毎回アルカリ乾電池を使っているとコストもかさむしエコでもない。なので、できるだけ充電池を使う方がスマート。ということで、ニッケル水素乾電池のお話をします。

実際は何百回も使えない。

当方では何にニッケル水素乾電池を使っているかをご紹介します。

まず、ブルートゥース伝送のワイヤレス機器。単四型です。

そしてUHF B帯のワイヤレスピンマイク。さらに暗所用のLED作業ライト。その他、ロケに向かう車の中で使うスピーカー用(笑)などです。

それ以外にもいろいろと使うので、ストック自体は数十本確保しています。ただ、そんなに持たないなぁというのが正直な感想。たとえば購入から2年も経つと、そんなに使っていなかったとしても「素材として」それなりに劣化してしまうため、それだけでかなり寿命に近づいてしまうのです。

実際には、使った回数に限らず購入2年で寿命。そう考えるのがよいかもしれません。安全を考えるなら1年ですね。もともとそんなに高いものでもないし、いざというとき慌てないよう、ストックしておくのがいいかもしれません。今ならネット通販でお安く手に入りますし。

あと気になるのが、中国製やノンブランド品で大丈夫か? ということ。これも経験的には、近年ぐんぐん信頼性が上がってきているという実感です。

確かに以前はひどいものでした。たとえばハンディカム用のリチウムイオンなど、数回使用しただけで公称容量の3割程度しか使えなくなるほど激劣化!してしまったり。

ですが現在は(きちんとモノを選べば)そんなこともないようです。現場での「顔面蒼白」をなくすために(笑)上手に選んで上手にお買い物したいものですよね。