バッテリープレートのDタップ端子。ENGのカメラマンさんなら、その存在はご存知のことでしょう。一般にはカメラライトへの給電や、ワイヤレス機器への給電に使われます。今回は、そのDタップにまつわるアクセサリーのお話です。
こんなのがあるんだと驚き
実はこのDタップ。USBへの変換プラグが発売されているんですね。どういう商品かというと、バッテリープレートにあるDタップ端子に差し込むことで、DタップとUSBの2系統に給電を分岐してくれるもの。USBは、例により5V2A未満程度までであれば給電可能なようです。
当方この商品、実は皆さまもおなじみのAmazonで発見しました。最初見たときは「そんなものがあるの??」とビックリした次第。で、もし使える製品ならこれは世界が広がるなぁ!ということで即座に入手したのでした。
例によって中国製で、御値段は大変安価な980円(笑)。実際に使えるかな、と思って装着したら無事使えました。これは大変便利です!
DC変換ケーブルもあった
また同時に、DタップからDC5Vへの変換ケーブルまで売っているのを発見。これもまた有用です。まぁこれは、USBのDC変換ケーブルもあるため、そこまで珍しい存在ではないかもしれません。でもまぁ、あればあったで便利ですよね。
こうしたDタップ給電は、これまでさほど活用していない方も多かったと思います。しかし現在は、それぞれのカメラマン・プロダクションが創意工夫でいろんなサービスを生み出せる時代。もし何かアイデアがある場合は、大変強力な助っ人になってくれること間違いなしです。
ちなみに当方は、無線モニター伝送装置の給電に使っています。接続先は5Vなので、使用電流も比較的小さい。カメラ本体への影響は最小で済むため大変便利です。それでいてこれまでのような、ケーブルだらけの状況を払拭できた。さらに現場を楽しく快適な環境にしてくれるアクセサリーとして重宝しています。
…しかし思うんですが、これがまさにAmazonの力なんですねぇ。ひと昔前は、こうした役どころは秋葉原のラジオセンターみたいな雑居ビルでした。しかし今は、自宅にいながらにして、場合によってはスマホでいつでもどこでもこうしたモノを発掘できる。本当に便利な時代になったものです。
ちなみに秋葉原でこの手のものがあるかどうかけっこうあちこち探してみたんですたが、結局見つけることはできませんでした。こうした検索性の高さも、ネットならではなんでしょうね。