ケーブル・プラグのお話です。ENGを扱っていると、音声や信号伝送で何かしらケーブルを使うと思います。このケーブルやプラグ。いろんなものが出回っていますが、実際どれを使っても大丈夫なのでしょうか。今回はそんな「小ねた(笑)」です。
変換プラグは便利ですが…
ケーブル周りで当方がよくやっていた工夫。それは、BNCをピンに変換・ピンケーブル伝送するというやり方。この方法なら、汎用性の高いピンケーブルを流用できるため大変便利なのです。
しかし。このBNC-ピンの変換プラグが、意外と断線しやすい。当方の経験でもすでに数回の断線がありました。突然のことで驚くため現場でついあわててしまいますが、何のことはない、プラグを変えれば大丈夫だったということが数回ありました。
まぁこれも、そもそもフツーのケーブルを使用すれば発生しない問題(笑)。なので、何か機材の不調を感じたときは、まずケーブルを変えてみる。これはけっこう基本動作として覚えておくといいと思います。
そういう意味ではキヤノンプラグってやっぱり断線含め、あまりトラブルがないですね。やはり信頼性は高いんだなぁと思います。
昨今は無線伝送ユニットの登場もあり、いろいろと結線周りをいじることも多くなっています。それゆえどうしても端子をがちゃがちゃさせることが増え、いきおいプラグやケーブルの断線機会が増えると思います。なので、プラグもケーブルも、無理のない範囲で「予備」を常備しておくのが得策と思います。