今回もアクセサリーのお話です。ロケ現場でどうやって音をモニターするか、がテーマ。まぁ単純にヘッドフォンをすればいいだけのことなんですが(笑)、そこは機材マニア。現場をより便利に、より快適にすべく工夫するところに楽しみがあります。というわけで、今回は「無線ブルートゥースユニット」を採り上げます。
音も絵も管理するワンマンENG
当方はワンマンによるENGサービスですので、カメラマンの仕事は撮影だけではありません。音も確認しながら撮影を進行させます。このとき、ヘッドフォンのケーブルがどうにも邪魔くさく感じることが多い。これはどうにかならないものか…
アナログの時代は、FMトランスミッターを使ったものでした。近年はそれこそケーブルのみの形でFMを飛ばしてくれるものもあって、それなりに便利でした。しかしそこはアナログの悲しい部分、どうしてもノイズだらけになる。まぁ単なるモニターなので収録には問題ないんですが、そもそも不快だしモニターにならない。なんとか解決策はないかなと思っていたところでした。
そこに登場したのがBT。まぁ思えば、スマホ世代の皆さまにとっては驚きでも何でもないんでしょうね(笑)。ただ、当方80年代出身の身(笑)。これは便利だと感動したものです。
ワイヤレスの便利さは格別
とにかくワイヤレスにできることの快適さ、これは体験したらもう元には戻れませんね。これまではヘッドフォンに絡まれ、カメラを身から離すときはいちいち着脱が必要だった。これが一切なくなるわけですから。しかも買ってもそんなには高くない。いい世の中になったものです。
余談ですが、BTユニットとともにおススメなのが、オスオスのミニジャックプラグ。これがあれば、カメラと完全ユニットが実現するのでさらにスマートです。全てAmazonで入手可能。興味のある方はぜひどうぞ。