今回はENGカメラマンの「防具」についてです。「防具?」と疑問に思われる方も多いと思いますが、実はENGは意外と大型でしかも重量物。いくらプロとはいえ、こちらも生身の人間でございますから(笑)安定して、しかも快適に現場をこなし続けるためにはそれなりのアイテムが必要なのであります。
そこで、当方も現場で使用・着用している防具をご紹介します
「肩」と「ひざ」を守るため
まず、どこに防具をするのか。それは「肩」と「ひざ」です。
まず肩ですが、これは移動時、三脚を担ぐときのため。「それぐらい生肩でやれば?」という方も、もちろんおられるでしょう。しかし。長時間の移動だったり、カーボンではなくアルミの脚だった場合。相当な痛み・それも直接的な痛みが肩を直撃することになります。これはかなり辛い!場合によっては、仕事がままならなくなってしまいます。
そこで、肩パッド。肩にはカメラも乗るわけですから、できるだけ撮影時のオペレーションに支障のないものがおススメ。当方はまたまたAmazonで入手しました。これの有無で、現場の快適さ・機動性はかなり変わりますよ。
ひざの防具も大変重要
お次は「ひざあて」。そんなの要るか? とおっしゃるなかれ。多分ご経験あると思いますが、特にコメント撮影など、三脚を低めにすることが多いです。そんなとき、床面がコンクリだったり、あろうことかアスファルトや砂利だったら。防具なしでは「膝つきの体勢」など、とてもとることはできません。
そこでこの膝あて。分かりやすくいえばバレーボールの選手がハメているモノですが、これまた実際に使ってみると大変なスグレモノ。これさえ着用しておけば、ハードな現場もラクラクそしてバリバリこなすことができます。ありがたいことです。
現場を快適にそして楽しく
というわけで、今回は機材ではないお話でした(笑)。
やはりあくまで「業務」「仕事」として現場をこなしている以上、永続的かつ楽しく、快適に仕事に取り組めなければ、絶対にいい成果は期待できません。そのために欠かせないのが「自分を守る」防具。値段も決してお高いものではないので、もし気になられましたらぜひお試しくださいませ。