デジにまつわるエトセトラ

 

本ホームページはENGが主題ですが、もうひとつのサービスとして「デジ」のロケもご提案しています。そこで今回はデジのお話です。

デジ、つまりデジカムのことであり、比較的小型のカメラ・肩に乗せる形ではないカメラを使ってのロケを指します。今やどの現場でもおなじみになったこのデジ撮影。少し考えてみたいと思います。

TRV900

個人レベルの話になるのですが、当方が初めて手にしたデジは「TRV900」でした。いわゆるハンディカムですが、比較的小さいサイズながら(今見ると驚くほど巨大で逆にびっくりしましたが)、3CCDの撮像板を採用した意欲的なカメラ。ビデオサロン誌には「スタンダードな実用機」として紹介されていました。

ENGに慣れていた身にとって、初のデジ撮影は文字通り疲労困憊(笑)。これは機材がどうこうではなく、おそらく身のこなしだったりがデジにそぐわしい形ではなかったからでしょうね。ですがこれはとても大事なポイントなのです。

どんな機材にしろ、自分の体の一部になるほど使い込んでいると、本来の性能すら凌駕するパフォーマンスを生み出すものです。だから日ごろからENGが本業でもデジの訓練や現場は常日頃から行っておくのが吉と思います。

「小さめの」デジが便利

 

一方で、デジの中にもサイズがあるのをご存知でしょうか。

現在デジといえば、おそらくNX5系が主流(またソニー…笑)と思います。このNXは大ベストセラーカメラであり、発売からすでに10年近くになる今も最新型が現場のスタンダードとして使われています。実際、使えば使うほど感心させられる操作性を保持しており、標準機になるのも無理はないかなと思わせられます。

ただNX5は、デジとしてはフルサイズ。場合によってはこれでもかさばることがあります。
そうした場合に備え、実はこれよりもさらに小型のカメラも存在しています。

たとえば海外ロケや、お散歩番組のロケなど。機材や備品をすべて運搬しながら撮影しなければならないケース。この場合には、こうしたワンサイズ小さなカメラを使うのが吉。イメージャーサイズ含め、画質的にもまったく問題ありません。

こうした小型タイプを使うメリットは、カメラが小さいだけではありません。バッテリーも三脚も、周辺機器の全てが小さくなります。それでいて画質は問題ないわけですから、アイデア次第でいろんな活用が可能。そう思うだけでも楽しくなってきますよね。

現在当方では、フルサイズに近いデジはもちろん、比較的小型のものまで各種取り揃えております。もちろん全ての機種にて撮影OK。どんな内容でもご遠慮なくお申し付け下さい。